感動の出産記録:息子が無事誕生!鉗子分娩の一部始終
4月5日に息子が無事誕生しました!
とうとう、お腹の中から出てきてくれました。
お産のハプニングで、嬉しさよりホッとした方が大きかったです。
お産の始まりは、計画入院を翌日に控えた4/4の夜から…
23時過ぎに陣痛の痛みを感じ、
日を跨いで、その感覚がどんどん短くなっていき、
病院に妻が何度か電話して、
夜明け前に病院へ。
夜中、5分おきに痛みに苦しむ妻の姿、
もう見たくない!!!と思ってしまうほどでした。
計画の無痛分娩を希望してましたが、
9時ごろ医師が来るまで、痛みに耐えるしかなく、
陣痛室で僕は背中を摩るくらいしかできませんでした…
男って無力だなぁ…と思いながら、
9時を待つ時間は、本当に長く感じました。
まだこんな時間!?と思いつつも、
もうすぐだよ!と妻に言い聞かせ…
やっと、やっと医師が来て、
麻酔が打たれ、かなり痛みが軽減した様子でした。
そこから、あっという間に子宮口が開き、
11時には分娩室へ!
隣部屋で通常分娩であろう妊婦さんが唸っている横で、
妻は痛いながらも平気な顔をしていました。
このまま産めれば、スムーズかもな!
なんて思いながら、陣痛の合間に眠っている妻を横目に、
本を読んだりしながら過ごす余裕さえありました。
目を覚ました時も、ピースサインをするくらい、元気でした。
その時までは…
いったん僕だけ陣痛室に戻され、
いざお産へ。
だんだんと力を入れていき、
助産師さんが息子の心拍を測ったところ、
規定値以下の様子。
そして、妻の酸素マスクが重装備に変更され、
医師が来るのを急かすよう、助産師さんが看護師さんへ指示を出してました。
やばそうだな…
と頑張れと言いつつも不安と緊張で平然を装うことに精一杯努めました。
そして、医師が登場。
心拍が戻らない…という言葉が助産師さんの口から出て、
ぞろぞろと医師、看護師、助産師が複数名集まってきました。
蘇生準備します。と聞こえて、さすがに焦って周りを明らかに視線が躍り、
医師たちの動きをキョロキョロと見まわし、
邪魔にならない場所に移動しなくちゃ!とあたふたしてしまいした。
しまいには、医師が妻のお腹を押し、院長が大きなハサミのようなものをもって、次で出てくるぞ!と妻を鼓舞していました。
(のちにこれが鉗子分娩というものであることを知りました。)
助産師も妻にいきみの指示を出し、僕には枕を上げるよう指示をくれました。
ただただ、妻の頭を支え、頑張れ!!としか言うことができず、
怖くて医師の方も直視できませんでした。
もうすぐだ!という言葉と同時に羊水でよぼよぼになった息子を院長が抱いている姿が見えました。
産声は少しだけで、不安になりましたが、元気ですよ!という助産師さんの言葉に妻は大泣き、自分もうるっとしていました。
一瞬、抱かせてもらい、小児科の先生の受診を終え、
分娩室ではじめて親子三人の時間を過ごしました。
生まれてから、少し時間が経ち、顔立ちも分かるようになり、
あまりの可愛さに、うっとりでした。
そして、こんなに素敵な子供を産んでくれた妻への感謝と、
長い妊娠生活と辛いお産を終えたことへの労いの想いが込み上げました。
こんなに感動したことは、これまでの人生でない!
そう断言できるくらい、ぐっときました。
鉗子分娩により、身体に影響がないか、
心底心配でしたが、今では通常の2倍以上のペースで体重が増え、
健康じゃないわけないから、心配しないで!
と助産師さんも関心するほど元気です。
陣痛から出産まで丁度12時間、短い時間での出産でしたが、
この日の事は、一生忘れられません。
そして、鉗子分娩は、技術が相当いるそうで、それを行ってくれた院長や、
対応してくれたスタッフの皆さんにも、感謝してもしきれません。
妻と息子への感謝の思いを忘れずに、
これからも仲良く歩んでいこう、父として頑張ろう。
と背筋が伸びた経験でした。
今後は、新米パパとして育児の事もブログに書いていきます!