Culture

映画レビュー『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』 – 驚愕のサスペンス体験」

machomaru

今日も今日とて映画レビュー 昨日も妻と共に映画鑑賞。

最近は、息子の睡眠時間が伸びて、親としてはとても助かっている。沐浴をして、大人もお風呂を済ませ、夕飯を食べ、映画を鑑賞し終えるまで、スヤスヤと寝てくれている。ネットで拾う同時期の赤ちゃんと比べると相当育てやすいと思う。

この日も妻セレクトの映画をU-NEXTで鑑賞。

あらすじ

フランスの人里離れた村にある古い洋館。ここに、全世界待望のミステリー小説「デダリュス」の完結編を各国同時に出版するために、9人の翻訳家が集められた。彼らは外部との接触を一切禁止され、秘密の地下室に隔離されて、毎日20ページずつ渡される原稿を翻訳していく。しかし、静かに進む翻訳作業は、ある夜に突然の脅迫メールによって破られる。出版社の社長のもとに「冒頭10ページをネットに公開した。24時間以内に500万ユーロを支払わなければ、次の100ページも公開する。要求を拒めば全ページを流出させる」という内容のメールが届くのだ。9人の翻訳家の中に裏切り者がいるのか?それとも外部の犯行か?出版秘話をもとにしたこのミステリー映画は、翻訳家たちの疑心暗鬼と緊張が高まる中で繰り広げられる。社長役にはランベール・ウィルソン、翻訳家役にはオルガ・キュリレンコやアレックス・ロウザーが出演し、「タイピスト!」のレジス・ロワンサルが監督・脚本を手がけた。

感想

サスペンスはあまり好みじゃなく、ヒューマンドラマ一辺倒な僕ですが、本作はめちゃくちゃ楽しめた!面白すぎて目が離せないくらい!

まず、冒頭の火事のシーンから惹きつけられる。そして、ユニークなキャストたちのセリフや一挙手一投足も気になって仕方がない。主演のアレックス・ロウザーは、Netflixドラマで奇妙な雰囲気に魅せられていたので、本作でもより一層虜に!妻はブラックミラーで彼の演技を観ていたので、これが3回目の出演作鑑賞みたいですが、やっぱりいいよねーとお互い感心して観ていました!彼の醸し出す奇妙な雰囲気はなんなのか、僕の中でもまったく咀嚼できていない。魅力的な俳優とは、このことを言うのだろう。彼以外には出せない、怖さがある。薄気味悪いサイコパシックな天才の復讐劇。

というか、そもそも彼はフランス語も堪能なのか……何者なんだ……凄すぎる。これからの活躍にも期待!

他の演者も各国の個性を出しながら、物語に溶け込んでいた。とにかくみんなすごい。

きっとこの映画の監督は、演劇が好きなのだろうと思う。演出で随所に演劇的な要素を感じた。舞台にしてもさぞ面白いだろう。すごく観てみたい!なんて思いながら鑑賞していた。

ハラハラドキドキで、裏切られる展開。これまでサスペンス鑑賞歴が少ない分、いちいち驚かされた。

本作の背景に『ダ・ヴィンチ・コード』の作者の執筆という実話がある点も、ただのフィクションで終わらない深みがある。

サスペンス好きな人も、そうではない人もぜひ観てほしい。

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まちょまる
まちょまる
0歳児を育てる筋トレパパ
社会人6年目、経験者数5社という珍しい経歴のサラリーマン。2024年4月に息子が産まれ、新米パパに!妻との生活で、気に入ったものや、 子育てで役に立つアイテムをご紹介します!転職経験も豊富なので、仕事に関する情報も投稿していきます! 趣味:映画鑑賞、読書、筋トレ
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