【元ミニシアター勤務が解説】JMGO N1S 4K vs XGIMI HORIZON Pro 徹底比較!3色レーザー光源プロジェクターを選んだ決め手

実は、以前ミニシアターで2年ほど勤務していた経験があり、映像や映画に関してはある程度の知識を持っています。今回は、その経験も踏まえつつ、家庭用プロジェクター選びで長い間悩んだ末に先行予約した「JMGO N1S 4K」について、徹底的に調査した情報をもとに購入を決めた理由をお伝えします。製品は4月上旬に届く予定のため、実機レビューはまだできませんが、最後まで候補に残っていた「XGIMI HORIZON Pro」との比較を中心に、どうして最終的にJMGOを選んだのか、その決め手となったポイントを詳しく解説します。
選択に悩んだ2台:JMGO N1S 4KとXGIMI HORIZON Pro
家庭用プロジェクターを探していた時、最終的に候補に残ったのが「JMGO N1S 4K」と「XGIMI HORIZON Pro」の2機種でした。どちらも4K解像度、高輝度、スマートOS搭載という点で似ていますが、決定的な違いがあります。
両機種の主なスペック比較
特徴 | XGIMI HORIZON Pro | JMGO N1S 4K |
---|---|---|
解像度 | 4K UHD (3840×2160) | 4K UHD (3840×2160) |
光源 | LED | 3色レーザー |
明るさ | 2200 ANSIルーメン | 1100 ISOルーメン(約1500 ANSI相当) |
色域 | 未公開 | BT.2020エリア110% |
コントラスト比 | 未公開 | 1600:1 |
最大投影サイズ | 300インチ | 180インチ |
補正機能 | 自動台形補正、障害物回避機能 | 自動台形補正、ジンバル回転機能 |
スピーカー | harman/kardon製8W×2 | JMGO Master Sound |
OS | Android TV 10.0 | Google TV |
重量 | 約2.9kg | 約2.2kg |
価格帯 | 約17万円 | 約19万円 |
決め手になったのは「3色レーザー光源」という革新技術
私がJMGO N1S 4Kを選んだ最大の理由は、3色レーザー光源です。ミニシアターで働いていた経験からも、映像の色再現性の重要性は十分理解しています。公式情報や各種レビューサイトの情報によると、通常のLEDプロジェクターと比べて、以下の点で優れているとされています:
1. 映像の色彩表現が別次元
JMGO N1S 4Kの3色レーザー光源は、BT.2020色域を110%カバーしているとのこと。これは映画館やプロ用モニターレベルの色再現性です。特に以下の点が魅力的だと感じました:
- 緑や黄色の表現が鮮やか: 自然風景や草原のシーンがより生き生きと映るはず
- 赤色の発色が豊か: 夕焼けや炎のシーンなど、赤色のグラデーションが美しく表現される
- 暗いシーンでの色分離がクリア: ホラー映画や夜景シーンでも色の判別がしやすいとされている
2. スペックルノイズの対策
レビューサイトによると、レーザープロジェクターの弱点とされる「スペックルノイズ」(光の干渉によるちらつき)が、JMGOの独自技術により97%以上除去されているとのことです。これにより、目に優しい映像を楽しめるのではないかと期待しています。
3. 長寿命かつメンテナンスフリー
技術仕様によれば、LEDよりもさらに長寿命で、約20,000時間の使用が可能とされています。1日5時間使用しても10年以上ランプ交換不要というのは、長期的なコストパフォーマンスを考えると魅力的に感じました。
ゲーム利用への期待:低入力遅延がポイント
プロジェクターでゲームをする場合、入力遅延が気になるところです。仕様によると、JMGO N1S 4Kは「ゲームモード」を搭載しており、約35msの低遅延を実現するとされています。これが実現できれば、FPSのような反射神経勝負のゲームでなければ、快適にプレイできるのではないかと期待しています。実際の遅延やプレイ感覚については、製品が届いてから検証する予定です。
Google TV搭載の利便性
スペック情報によると、NetflixやAmazon Prime Video、Disney+などの主要な動画配信サービスに対応しているのはもちろん、Google TVならではの音声検索や推薦機能も搭載されているとのこと。リモコンのマイクボタンを押して「アクション映画を見せて」と言うだけで、関連コンテンツが表示される機能は便利そうに感じます。実際の操作性については、製品が手元に届き次第確認したいと思います。
XGIMI HORIZON Proと比較した最終判断
最後まで悩んだXGIMI HORIZON Proですが、調査した情報と映像業界での経験から、以下の理由でJMGO N1S 4Kに軍配が上がりました:
JMGOを選んだ理由
- 映像の質感: 3色レーザー光源による色再現性と鮮やかさが、レビューサイトでも高評価
- ジンバル機構の便利さ: 本体を動かすだけで壁や天井に簡単に投影できる機能は魅力的。息子と一緒に寝転びながら、プラネタリウムなんかしたいなと思っています。HORIZON Proは、脚がないので角度調整をするには三脚等を別途買う必要あり、サイズも大きめなので手軽さはこちらの方が優位性があります。
- Google TVの使い勝手: Android TVよりもインターフェースが洗練されているという評価
- 将来性: レーザー光源は次世代技術であり、今後主流になる可能性が高い
- 軽量コンパクト: わずか2.2kgと軽量で持ち運びやすい
- セール価格:先行予約セール(20%)+楽天SUPERSALE(11000ポイントくらい)でHorizen Proとのセール時価格(定価の26%OFF)との差が小さかった。
HORIZON Proの優れていた点
- 明るさ: 2200ANSIルーメンで、昼間の使用に強いとされている
- 障害物回避: 投影面に物があると自動的に回避してくれる便利機能がある
- harman/kardon製スピーカー: 音質にこだわりがある方にはメリットになるだろう

価格と購入時の注意点
JMGO N1S 4Kの現在の販売価格は約19万円です。購入を検討している方へのアドバイスとして:
- 公式サイトでのキャンペーンをチェック:定期的に割引やオマケ付きのキャンペーンを実施しています。今のタイミングだと、HDMIアダプタがおまけでついてきました。N1S Ultra 4Kの場合は、スタンドが付いてきます!
- N1Sシリーズのどのモデルにするかは予算と使用環境で決めましょう:
- 明るい部屋で使うなら「N1S Ultra 4K」(約31万円)

- 標準的な使用なら「N1S 4K」(約19万円)がコスパ最高

まとめ:JMGO N1S 4Kはこんな人に向いている
ミニシアターでの勤務経験と調査した情報から判断すると、JMGO N1S 4Kは以下のような方に適していると考えられます:
- 映画やドラマを高画質で楽しみたい 映画ファンやNetflix/Amazonプライムヘビーユーザー
- 設置場所や投影場所に柔軟性が欲しい ジンバル機構で自由に角度調整できるのが魅力
- 長期的な使用を考えている レーザー光源の長寿命性能で総コストを抑えたい方
- 次世代技術にこだわりたい 3色レーザーという革新技術で一歩先を行きたい方
製品が届いたら、レビューを書きますが、その頃には両製品のセールが終わっていると思うので、ホームプロジェクターをご検討中の方はお早めに!

